強化稽古会って何?覚えておきたいことは?

こんにちは「musuken」です。

息子が剣道を初めて、初めて聞く言葉が多すぎて、毎回調べたり聞いたりしてなんとかやっています。

剣道では度々行われる、強化稽古会についてご説明します。

強化稽古会

・他の道場の子供達と試合をすること

→主に学年別や、低学年・高学年などに分けられて、練習試合をします。総当たりのため何試合もします。そのため試合よりハードな場合が多いです。

息子にも入会して5ヶ月の頃に強化稽古会があるので参加されませんか?とLINEの連絡網が来ました。

強化稽古会?

私は初めて聞いた単語のため、内容がさっぱりわからずでした。

息子の初強化稽古会は朝8時に集合、アップをして午前中に6試合、お昼を挟んで午後から5試合の計11試合をしました。

それはもう、、、ハードの極みでしたw

まず道場以外での試合が初めて。そして団体戦が初なので、試合の入退場がわからない!

なので、試合が未経験の状態で、強化稽古会、練習試合などに参加される場合には試合場への入退場の仕方は練習しておいたら良いと思います!

未経験者の私が、私と同じような方にも分かりやすいようにまとめてみました。

5人制の団体戦の場合で書いています。3人制や、まだ経験したことはないのですが、7人制の団体戦もあります。

分かりやすく解説!剣道の試合場の入場の仕方

・先鋒、次鋒は面・小手をつけて竹刀を持ちます(小学生の場合は全員面をつけています)

・大将を先頭にして、副将、中堅、次鋒、先鋒の順で並び、入場して整列します

→審判が立っている位置に先鋒が一番近くなるように並ぶ

・中堅が試合場の中心に立つ(開始線の前)

・開始線の手前3歩のところまで入る(立礼の位置)

・審判の「相互に礼」の合図で相手の目を見たまま礼をする(目礼)

→第1試合と、決勝戦の際には正面にも礼をします。

・そのまま後退り(後ろ歩き)で試合コート外に出る

・審判が位置についたら先鋒が竹刀を左手で持ち下げたまま(提刀)中に入ります

・開始線まで3歩で行ける位置まで行く

・相手と息を合わせてお互いに目礼

・竹刀を腰の位置まで上げ、腰に当てる(帯刀)

・右足から3歩で開始線まで行きしゃがんで構える(蹲踞)

→この時歩きながら右手を柄(竹刀の持ち手部分)にかけ3歩目で左足を引き合わせ、竹刀を抜いて蹲踞(そんきょ)します。

・審判の初めの合図で試合開始

太字の箇所だけでもお子さんと一緒に動いて覚えておくと、スムーズに試合開始ができると思います。

参加人数や試合会場の広さなどによっては、団体戦開始の整列の仕方が上記と多少違いがあるかもしれません。

プラスで覚えておくのが良いのは、試合ごとに襷の色が赤または白で決められており、赤は主審の右側、白は左側から入場します。

→主審とは3名いる審判の、真ん中に立っている方です。

私はこの決まりを知るまでは、会場の正面(開会式の時に前を向いた方です)向かって右が赤!と他の保護者の方に教えていただき、この方法で赤と白の入場位置を把握しましたw

しかし、もしわからなければ、周り中に経験者の方や先生がごろごろいらっしゃるので聞きましょう!皆さん親切に教えてくれます。

また、チームに経験者の子がいたら、こうだよ!と教えてくれ、保護者より子供の方が頼りになったりします。

試合終了後の退場の仕方

・試合終了の主審の「やめ」の号令がなったら、開始線まで戻り中段に構えます

・主審の「引き分け」「勝負あり」の号令の後、蹲踞、竹刀を左手に持ち替えて(納刀)右手は足の付け根におく

・お互い気を合わせ立ち上がり、帯刀したまま5歩左足から下がって提刀、目礼

→5歩目は右足を引き付けて足が揃うようにする

・そのまま下がって、試合境界線の外まで出る

・外に出たら場への礼をして退場します

・次の試合の子は前の試合の子が場内から出るまで入らない

〜団体戦終了後〜

・大将だけが防具(面、小手、竹刀)をつけたまま1列に整列します。

・主審が開始の時の場所まで戻ったら、立礼の位置まで入ります

・相互に礼をします

・後退りをして退場します

試合が初とか、低学年の子だと、審判の方が指導してくださったりするので絶対に覚えること!!!

というわけではにのですが、もし私が、強化稽古会でどんなことをするのかをわかっていたら、技術的なことが教えてやれない分、これなら一緒にできるので、たとえ全て完璧にとはいかなくても、こんな流れだよと伝えたり、息子と一緒に覚えたかったなと思います。

※道場によっては、入退場が出来ないと試合には出してもらえないこともあると思います。それくらい剣道に大切な動きになります。

そして、、、強化稽古会では、記録係(どちらが何を決めたか、勝ったかなどを書いたりする係)を保護者がやる事がほとんどなので、当番になるとめちゃくちゃ忙しくなりますw

記録係についてはまたまとめます!

強化稽古会、これを境に息子はものすごく成長しました!他の道場の子と対戦をすることで、道場内ではできていた事が通用しなかったり、色々な剣道を知る事ができたようです。

ただ、試合数も多いですし、負け続けたり、竹刀を当てミスられたりして泣いてしまったりと、メンタルケアに追われるかもしれません。

道場の救急箱にあれば持参する必要はないのですが、消毒、絆創膏はある方が良いです。

あと、涙を拭いてあげるタオル、ティッシュも!


頑張った子に最大に優しくしてあげたいので、ティッシュもやわらかーいのがいいかもw

プラスであるといいなと思ったのが、こちら


竹刀が防具以外に当たってしまうと、試合続行が困難なくらいに痛い!頑張って最後まで対戦して道着をめくったら、腫れ上がってる!なんてこともしばしば、、、いざという時にあれば、少しは早めに涙が止まるかもしれません。

強化稽古会は結構頻繁にあるので、一緒に頑張りましょー!

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